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【小規模企業共済と確定拠出年金って併用できるの?】ファイナンシャル・プランナーの若松です。 前回、経営者のための老後資金形成の手段としては・確定拠出年金・小規模企業共済の2つがまず検討するべき手段というお話をしました。 では、この2つを同時...
26/02/2021

【小規模企業共済と確定拠出年金って併用できるの?】
ファイナンシャル・プランナーの若松です。
 
前回、経営者のための老後資金形成の手段としては
・確定拠出年金
・小規模企業共済
の2つがまず検討するべき手段というお話をしました。
 
では、この2つを同時に利用することは可能なのでしょうか?
結論から言えば可能です。
ではその場合、どちらをどれくらい掛けるのが良いのでしょう?
それぞれの特徴を見ていきながら考えていきましょう。
 
 
①両制度に共通するのは、
「全額所得控除」と「退職時の節税効果」の2点です。
所得控除は、掛け金の分だけ所得から引かれるというもので、例えば月5万円を積み立てるとすると年間60万円になりますが、これがそのまま収入から引かれます。
もし年収800万円の方だとすると、課税所得はおよそ450万円なりますので所得税の税率は20%になります(概算)。
 
税額を比較すると
【所得税】
積立前…450万円×20%-427,500円
=472,500円
積立後…390万円×20%-427,500円
=352,500円
積立前と積立後の所得税削減メリット
472,500-352,500=120,000円(年間)
【住民税】
積立前…450万円×10%=45万円
積立後…390万円×10%=39万円
積立前と積立後の住民税削減メリット
45万円-39万円=60,000円(年間)
 
所得税・住民税で年間18万円も税金が安くなります。
 
これをもし20年間続けるとすると、360万円も税金だけでお得になります。
ちなみに、生命保険にも「生命保険料控除」という税制優遇がありますが、こちらは限度額が5万円まで。上記と同じシミュレーションをすると、所得税メリットは1万円。20年続けても20万円。
いかに確定拠出年金と小規模企業共済の税制優遇が大きいかがわかります。
 
 
②次にメリットの違いを見てみましょう。
まず確定拠出年金は、掛け金を自分で運用して増やすことができます。リターンの大きい株式や海外資産に長期で投資をすることで、ただ積み立てをするよりも効率よく資産を増やすことができます。
①の例と同様、月5万円(年60万円)を20年間積み立てた場合、元本は1200万円ですが、もしこの20年間の運用成果が平均年利4%だとすると、1800万円以上(600万円の運用益)になります。
 
この「運用ができる」というのがメリットの一つですが、さらに大きいメリットが「運用益の非課税」です。
先の例のように600万円の運用益があった場合、確定拠出年金ではなく通常の投資信託や株式等の場合、20%の税金がかかります。
ですので、手取りは80%、480万円ということになります。
これが確定拠出年金の場合、運用益に税金がかかりませんので、まるまる600万円を手にすることができます。
 
一方の小規模企業共済は、運用も出来ませんし、利益分への非課税制度もありません。
が、掛け金に応じた資金借り入れが可能です。
これは事業資金としてであれば、資金使途の幅は広いため、いざというときの緊急資金のあてにすることもできます。
また、確定拠出年金は、60歳や65歳の積み立て終了時まで一切途中解約できませんが、小規模企業共済は解約は比較的自由です。
とはいえ、20年未満での解約は元本割れしてしまうので注意が必要ですが、自由度が高いという意味ではメリットと言えます。
増やすなら確定拠出年金、守るなら小規模企業共済、と言えるでしょうか。
 
 
③メリットデメリットともに違いがある両制度ですが、言うまでもなく、可能であればどちらも掛けるのがいいと思います。
しかし、前回の記事でもお伝えした通り、小規模企業共済は20年未満の解約は元本割れしてしまいますので、積み立てが続けていける金額で始める方が無難です。
一方の確定拠出年金は、所定の年齢(原則60歳か65歳)までは一切資金を引き出すことはできません。中途解約できる場合もありますが、要件がかなり厳しく、ほぼ不可能と思っておいた方が良いです。
 
したがって、どちらも可能な限り積み立てた方がいいのですが、無理して掛けすぎるといざという時に困ってしまいます。十分な生活資金と、数年以内に使用予定の資金を確保した上でなお余裕のあるお金で活用するようにしましょう
 
 
---まとめ---
小規模企業共済と確定拠出年金の併用のポイント
①掛け金はどちらも全額所得控除
②運用メリットをとるか、緊急時の防衛メリットをとるか
③中途解約は難しいため、余裕のあるお金で活用する
 
20年未満の解約は元本割れ、あるいは少なくとも60歳まで解約不可というのはそれなりに大きいデメリットかもしれませんが、それを補ってあまりあるメリットがどちらの制度にもあります。
注意点に気をつけて活用することができれば、ただただ銀行に積み立てるよりもはるかに効率的な資産形成の力になってくれます。
どちらも、メリットとそれに伴うデメリットをきちんと把握した上で、是非積極的に活用したい制度です。

【経営者が老後資金を貯めるには何が一番いいの?】ファイナンシャル・プランナーの若松です。 経営者の方が自分のための老後資金を積み立てようと考えた場合、現状でもっとも有利なのは確定拠出年金です。他にもいくつか選択肢がありますので、比較のために...
24/02/2021

【経営者が老後資金を貯めるには何が一番いいの?】
ファイナンシャル・プランナーの若松です。
 
経営者の方が自分のための老後資金を積み立てようと考えた場合、現状でもっとも有利なのは確定拠出年金です。
他にもいくつか選択肢がありますので、比較のために概要をお伝えします。
 
①生命保険の活用
一定の条件を満たした生命保険に加入することで、保険料の一部を費用として計上し、解約返戻金を原資とする。
②中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)
取引先の倒産などによる貸倒れが発生した際に事業資金の借り入れが可能。掛け金は全額経費計上可能。
③小規模企業共済
経営者・個人事業主のための退職金積立制度。掛け金は個人負担だが、全額所得控除が可能。
 
生命保険は、節税を目的とした加入については規制が厳しくなり、以前ほどのメリットはありません。
 
中小企業倒産防止共済(倒産防)は、全額経費計上可能という非常に大きなメリットがあり、かついざと言うときには融資を受けることも可能です。
一方で、融資を受けられるのは取引先の倒産時に限られること、また40ヶ月未満の解約は掛け金が全額戻らない点などがデメリットです。
また、合計800万円以上の積み立てはできません。
 
小規模企業共済は、掛け金の支払いは個人になりますが、全額所得控除が可能なため個人の節税になります。退職時に受け取る場合も会社を通さず直接自分が受け取ることができます。
また、個人負担なのですが、事業資金が必要な場合には低金利で借り入れを受けることも可能です。取引先の倒産時にしか融資を受けられない倒産防と違い、借入金の資金使途の自由度は高いです。
一方で、20年(240ヶ月)未満で解約する場合は掛け金が全額戻らないというデメリットもあります。
 
各制度とも一長一短がありますが、「老後資金準備」と言う点において言えば、小規模企業共済が優先順位としては一番上にくるかなと思います。
 
---まとめ---
経営者が老後資金を貯めるには?
①生命保険の活用は規制が厳しくなり難しい
②倒産防止共済は全額経費計上可能だが800万円まで
③小規模企業共済は個人負担だが税制優遇大きく借り入れも可

したがって、会社経営者が自分のための老後資金の積み立てを始めようと思い立った場合、確定拠出年金か小規模企業共済がまず考えるべき選択肢になります。

【介護保険の保険料は、高いんですか?】ファイナンシャルプランナーの久保倉です。最近、テレビコマーシャルなどでよく目にする介護保険についてのご質問をよくいただきます。保険料が高い、安い、は人それぞれの価値観なので、高いと思うなら「保険料が高い...
22/02/2021

【介護保険の保険料は、高いんですか?】
ファイナンシャルプランナーの久保倉です。
最近、テレビコマーシャルなどでよく目にする介護保険についてのご質問をよくいただきます。
保険料が高い、安い、は人それぞれの価値観なので、高いと思うなら「保険料が高いと思われるんですね。」とお話しするしかありません。
介護保険に限らず、保険会社が保険料を多くいただくポイントとしては以下の3つがあります。
①リスクが高いから
保障を使う人が多ければ、当然のことながら保険会社がお支払いする保険金が多くなります。リスク分の保険料をいただかないと保険会社としてはやっていけないので、リスクが高い商品ほど保険料が高いと言えます。

②保障期間が長いから
保険には一定期間を保障する定期タイプと、保険を解約しない限り被保険者が亡くなるまで保障が続く終身タイプがあります。定期タイプだと一定期間のリスクに対する保障なので保険料を抑えることができます。一方終身タイプは被保険者が何歳になっても保障があるので保険料は定期タイプと比べると高くなります。

③保障額が大きい
保障額をいくらにするか、によって保険料は違います。当然のことですが、保障額が大きいほど保険料が高く、保障額を小さくするほど保険料を抑えるかたちとなります。
それと、契約年齢や性別によっても違います。

介護保険の保険料についてまとめますと
①について
公的介護保険がスタートした※2000年に約256万人だった要介護・要支援認定者が、2018年には2.5倍の約658万人に増加しました。また★2025年、65歳以上の方の5人に1人が認知症になると予測されています。
以上を考えますと、介護保険は要介護認定や認知症診断を保険金の支払い条件としている保険会社が多いので、使う人が多い、またこれからも多くなると予測されるリスクの高い商品で、その分保険料が高いと言えると思います。
※厚労省「2018年介護保険事業状況報告書」より
★厚労省「2017年版高齢社会白書」より
②と③については、いつまで、いくらくらいの保障が必要かによって介護保険の保険料が違ってきます。介護保険では女性の方が保険料が高い傾向があります。

【そんなにコストかけられないんですが?】ファイナンシャル・プランナーの若松です。 前回は、確定拠出年金の企業型と個人型の違いについてお伝えしました。一長一短はあるものの、従業員さんの立場からすると個人型よりは企業型の方が多くの点でメリットが...
20/02/2021

【そんなにコストかけられないんですが?】
ファイナンシャル・プランナーの若松です。

前回は、確定拠出年金の企業型と個人型の違いについてお伝えしました。
一長一短はあるものの、従業員さんの立場からすると個人型よりは企業型の方が多くの点でメリットがあります。

では会社側のメリットはどうでしょう?
まず従業員さんのためとは言え、全員の確定拠出年金の掛け金を支払うのはそれなりの負担です。
仮に従業員が10人いて、1人に毎月10,000円の掛け金をかけてあげるとすると毎月10万円。さらに手数料負担もありますので、年間で120万円以上になります。

今回は、このような場合、企業型確定拠出年金のメリットはわかったけれど会社として導入するにはコスト負担が重い、という場合のお話です。

実は、会社で従業員さんの掛け金を負担しないで良い方法があります。それが「選択制」という方法です。
これは端的に言うと、積み立てをするのは従業員さん。でもやるやらないはそれぞれの自由、という方法です。
会社として企業型確定拠出年金制度は導入するけれど、利用するかしないか(積み立てをするかしないか)は各従業員さんが選択できる、と言うことです。
この方法であれば会社が掛け金(積み立て)を負担しなくて済みますし、従業員さんとしても、自己負担とはいえ個人型でやるよりはメリットが大きくなります。
この「選択制」と言う方法は、最近導入企業が増えてきていて、ユニクロ、ヤマト運輸など大手も導入しています。
その理由は、先にお伝えした通り、「コスト負担が少ないから」です。

もう一つ、選択制にはメリットがあります。それは、社会保険料が削減になる場合があると言うことです。
詳しくは省きますが、企業型で、かつ選択制の場合にしか得られないメリットです。
しかもこのメリットは会社と従業員さん双方にメリットがあります。
例えば月に1万円の積み立てをする従業員さんがいたとすると、会社・従業員さんともに社会保険料が概ね1,500円ほど安くなります。年間18,000円ほどですね。
もし10人の従業員さんが全員同じように月々10,000円の積み立てをしているとすると、会社側としては年間18万円のコスト削減になります。
選択制とはいえ、口座管理手数料やその他手数料は会社負担ですが、社会保険料の削減額によってはむしろ、確定拠出年金の導入前よりコストが下がる、と言うこともあり得ます。

最後に、今日のテーマからは少し外れますが、従業員は雇用しておらず、家族経営なんです(例えば夫婦)と言う会社さんの場合。
会社で確定拠出年金の掛け金を支払うと、当然経費になります。
つまり、会社の経費で社長夫婦の老後資金を積み立てることができます。これはサラリーマンの方にはできない方法ですので、1人社長、あるいは家族経営の社長さんには非常にメリットのあるやり方です。

---まとめ---
確定拠出年金を導入するとコスト負担が重い
①「選択制」なら掛け金の会社負担なし
②むしろ社会保険料が安くなる
③1人社長や家族経営の人ほどメリット

「確定拠出年金」というと、大企業のための退職年金制度と思われがちですが、実は中小企業のための制度です。
制度導入が1人からできる(金融機関によりますが)のがその証拠ですね。

【がん保険、入ったほうが良いですか?】ファイナンシャルプランナーの久保倉です。保険のご相談で「がん保険は、入ったほうが良いですか?」と聞かれることがあります。がん保険が、がんという一つの病気限定のリスクヘッジ商品だからといっても何か特別な考...
18/02/2021

【がん保険、入ったほうが良いですか?】
ファイナンシャルプランナーの久保倉です。

保険のご相談で「がん保険は、入ったほうが良いですか?」と聞かれることがあります。
がん保険が、がんという一つの病気限定のリスクヘッジ商品だからといっても何か特別な考えがいる訳ではありません。
何のために、いつまで、どのくらいの保障額が必要か?を明確にして、
公的保障(高額療養費制度など)でまかないきれない分を民間の保険で必要な分だけ加入されると良いと思います。
がんという病気・治療には以下の3つの傾向がありますので、
がん保険について考える際の参考にしてください。

①かかる人が多い
「2人に1人ががんにかかる時代」というのを聞かれたことはありませんか?
この時代とは高齢化時代をさしているとも言えて、なぜなら、がんにかかる人が増えている原因に長生きもあるのです。50歳、60歳、70歳はがんにかかる人が多くなるがん年齢と言われ、女性は男性より早くがん年齢が訪れます。男性は、65歳以降にがんにかかる人が急増します。

②がんの治療期間は長くなりがちです
病気で治療を受けて「完治しましたよ」とお医者さんに言われれば、「あー治った、良かった!」となりますが、がんの場合は完治ではなく寛解(カンカイ)と言われることが多いようです。寛解とは、今は悪性腫瘍が見えなくなっているけれど治ったとは断定できないという意味で、がんは長期間の経過観察が必要な病気であることを意味しています。がんの部位にもよりますが、経過観察期間は5年~10年です。その間、通院や検査を定期的にされたり、再発があれば再治療のため入院・手術ということもあります。

③がん治療のため収入が減少する場合があります
今、がんは死に直結する病気ではなくなりつつあり、それは医療技術の進歩による多大なメリットだと思います。しかしその分大変なこともあるのです。ちょっと乱暴な表現になってしまいますが、死なないけれどがんという病気と長期間付き合っていかなければならないということです。さらに入院や通院で治療をうけるためにお仕事を休まざる得ないため、所得が減少してしまった人は
※56%その年収マイナス率は平均20%もあります。

※NPO法人キヤンサーネット 2017年6月実施
 インターネットによる全国がん経験者男女576人について調査

最後に、2020年9月に国立がんセンターより「2020年がん罹患数予測」が発表されていましたのでこちらも参考にしてください。
何がんにかかる人が多いのか?がわかるランキングです。

・男女計 1位 大腸  2位 胃  3位 肺
・男性  1位 前立腺 2位 胃  3位 大腸
・女性  1位 乳房  2位 大腸 3位 肺

タイトル:【iDeco(個人型)と何が違うの?】ファイナンシャル・プランナーの若松です。 長引くコロナ禍の影響による将来への不安からか、iDeco(個人型確定拠出年金)や積み立てNISAに関心を持つ人が増えているようです。今日は、この確定拠...
16/02/2021

タイトル:【iDeco(個人型)と何が違うの?】
ファイナンシャル・プランナーの若松です。
 
長引くコロナ禍の影響による将来への不安からか、iDeco(個人型確定拠出年金)や積み立てNISAに関心を持つ人が増えているようです。
今日は、この確定拠出年金の「企業型」についてのお話です。
 
企業型確定拠出年金、あるいは企業型DCなどと呼ばれたりしますが、一方で「個人型」というのもあります。この個人型が、「iDeco(イデコ)」と呼ばれるものです。
この「個人型」と「企業型」は何が違うのでしょうか?
 
なお、ここでの企業型は、最近導入する会社の多い「選択制」を前提としてお話しします。
「選択制」とは、確定拠出年金制度を使って積み立てをするかどうかを従業員自身が「選択」出来る制度です。
要は使っても使わなくてもどちらでも良いよ、ということですね。
 
さて、企業型と個人型、一つ目の違いとして、積み立てられる限度額が異なります。
個人型は、普通のサラリーマンの方であれば月々23,000円がつみたて限度額です。
一方企業型は、55,000円です。
 
確定拠出年金の最も大きなメリットが3つの税制優遇で、そのうちの1つがかけた分だけ収入から引ける、という点です。
つまり、たくさん積み立てをした方が税金が安くなってお得、ということなのですが、このメリットが企業型の方が大きいと言えます。
もちろん、そのためにはそれだけ積み立てをしないといけないわけですが、毎月の積立が23,000円では物足りない、という方は企業型の方がありがたいでしょう。
 
 
二つ目に、手数料負担です。
具体的には口座管理手数料が、個人型では自分で負担しなくてはいけませんが、企業型は会社負担になります。
とは言え大した金額ではありませんが、長期間ですとこれも結構大きな差です。
 
3つ目にの違いとして、選択できる金融機関が違います。
企業型は、会社として導入した金融機関1択になりますが、個人型はどの金融機関でも自由です。
また、同じ金融機関でも、企業型と個人型だと個人型の方がラインナップが広いです。
これは一長一短があります。
自分の好きな投資先や投資信託にこだわりがある人は個人型の方がいいでしょうし、あんまりよくわからないのでそこそこのリターンが得られるものを教えてもらえればいいんですけど、という人はあまり選択肢が多くないほうが選びやすいでしょう。
 
 
---まとめ---
確定拠出年金、「企業型」「個人型」の違い
①つみたて限度額が違う
②手数料負担者が違う
③選べる金融機関が違う
 
金銭的なところで言うと企業型の方がメリットが大きいですが、自由度が高いのは個人型。
一概にどちらがいいとは言えないかもしれませんが、2022年には制度改正が行われ、企業型と個人型の併用が可能になる予定ですので、美味しいとこどりしたい人には朗報と言えそうですね。

【続・確定拠出年金制度改正】ファイナンシャルプランナーの久保倉です。 前回に続き確定拠出年金制度について、私が注目している改正をお伝えします。それは2022年10月1日に施行される、勤務先に確定拠出年金制度がある方が個人型(iDeCo)に加...
29/11/2020

【続・確定拠出年金制度改正】
ファイナンシャルプランナーの久保倉です。
 
前回に続き確定拠出年金制度について、私が注目している改正をお伝えします。
それは2022年10月1日に施行される、勤務先に確定拠出年金制度がある方が個人型(iDeCo)に加入する場合の要件緩和です。ポイントは以下の2点です。
 
1.個人型(iDeCo)加入を認める規約を定めなくともよい
現在、規約に定めがなければその企業の加入者が希望しても個人型(iDeCo)との併用はでき
ません。しかし制度改正後はそのような定めがなくとも個人型(iDeCo)との併用可能とな
ります。企業型確定拠出年金制度の規約というしばりが緩和されて、加入者個人の希望を反
映しやすくなると言えます。 
 
2.事業主掛け金の上限引き下げ不要になります
現在、規約で個人型(iDeCo)との併用を認める場合、事業主掛け金の引き下げが必要です
が、こちらが不要となります。たとえば、ほかに確定給付型の企業年金を導入していなくて
事業主掛け金が55,000円の場合、個人型(iDeCo)掛け金限度額の20,000円を引き下げて
35,000円とする必要がありました。改正後は、規約のしばりではなく企業型と個人型(iDeCo)を合算して55,000円を超えないように調整すれば良いということになります。
 
 
今回の制度改正で個人型(iDeCo)に加入できなかった方に、個人型(iDeCo)加入という選択肢がひとつ増えて、確定拠出年金制度がより使い勝手の良いものになることに期待したいと思います。尚、勤務先でマッチング拠出を利用されている方の場合は制度改正後も個人型(iDeCo)に加入することができませんのでご注意ください。

【大歓迎です!年齢制限に関する制度改正】ファイナンシャルプランナーの久保倉です。 2022年春に、確定拠出型年金の年齢制限に関する制度改正が施行されます。人生100年時代にふさわしい改正です。その内容は以下の2点です。 1.受給開始年齢が7...
27/11/2020

【大歓迎です!年齢制限に関する制度改正】
ファイナンシャルプランナーの久保倉です。
 
2022年春に、確定拠出型年金の年齢制限に関する制度改正が施行されます。
人生100年時代にふさわしい改正です。その内容は以下の2点です。
 
1.受給開始年齢が75歳までに引き上げられます(2022年4月1日施行)
現在は、原則60歳から70歳までに年金受取りを始めなければなりませんが、改正後は60歳から75歳までに受取りを始めればよくなるので、選択期間が5年間延びることになります。
いつから確定拠出年金を受け取るか?はその方のライフプランに合わせればよいので、今回の改正で選択肢が拡大することになります。
 
2.加入可能年齢が引き上げられます(2022年5月1日施行)
・企業型の加入者は、現在60歳未満で規約に定めれば65歳未満とすることができますが、改正
 後は70歳未満の方ならば加入できるようになります。
 
・個人型(iDeCo)の加入者は、現在60歳未満の下記の方ですが、②の第2号被保険者の方と
保険料を納付した期間が480か月未満の任意加入者の方は65歳未満まで加入できるようにな
ります。
 
 ①国民年金第1号被保険者⇒自営業の方など
 ②国民年金第2号被保険者⇒会社員の方など
 ③国民年金第3号被保険者⇒専業主婦の方など
 
ただし確定拠出年金の老齢給付金を受給された方は、加入要件を満たしても再加入できません。また公的年金を65歳前に繰上げ請求された方も同様ですので、ご注意ください。
 
 
確定拠出年金は、老後資金を作るために国がやっている仕組みです。そのメリットは、なんといっても税制優遇を受けられることです。年齢制限が緩和されれば優遇を受けられるお得期間を長くする選択もできますし、老後資金作りの仕組みとして確定拠出年金を選択できる方も増えるので、今回、とてもよい制度改正が施行されると思っています。

【オンライン面談のススメ】ファイナンシャル・プランナーの若松です。 GoToキャンペーンから札幌、大阪が除外され、世間はまた自粛ムードへ逆戻り。まだしばらくはこのような行ったり来たりが繰り返されそうですが、そのような状況を鑑みて、生命保険会...
26/11/2020

【オンライン面談のススメ】
ファイナンシャル・プランナーの若松です。
 
GoToキャンペーンから札幌、大阪が除外され、世間はまた自粛ムードへ逆戻り。まだしばらくはこのような行ったり来たりが繰り返されそうですが、そのような状況を鑑みて、生命保険会社各社ではオンライン面談(あるいはウェブ面談)やオンライン契約の準備を整えつつあります。
 
本日のテーマは、この「オンライン(ウェブ)面談」をうまく活用しよう、というお話です。
 
オンライン面談のメリットは主に3つあります。
 
 
メリット1…外出しなくて良い
とにかくこれに尽きると思います。
僕も、コロナ禍以降は面談、相談、打ち合わせなどをオンラインでやることが増えましたが、移動がなくて良いのがこんなに楽ちんだとは思いませんでした。
開始の直前まで別の仕事がしていられますし、何なら自宅でも可能です。
逆に、家に来られることもないので、部屋を片付けたり掃除したりお茶を入れたり、変に気を使わなくてすみます。
 
 
メリット2…スマホかタブレット端末があればできる
言うまでもないんですが、コロナ禍以前から、オンライン面談に使用するビデオ会議ツールはありましたよね。
Zoom、Skype、Facetimeなどなど…。
存在は知ってましたし、実際に使ったこともありますが、何となくよくわからないし、面倒だなぁという印象でした。
ですが、このような状況になって使わざるを得ないようになってくると、食わず嫌いだったことが良くわかります。
いまやビデオ会議ツールも数多くのものが出回っていますが、パソコンでなくスマホやタブレットで出来るものがほとんどですし、アプリのなどインストールや面倒な準備が必要ないものも結構あります。
以前は音声が良く聞こえなかったり、画質が悪いなどもありましたが、今はほとんど気になりません。
 
 
メリット3…気軽に相談できる
保険の内容確認にせよ、ライフプラン相談にせよ、相手の専門家にとっては仕事とはいえ、来てもらう、あるいは対面で相談するのって実は結構ハードル高いですよね?
あんまりつまんないこと聞くために時間取ってもらうのも悪い、かといって電話ではよくわからない。
そんな時はオンライン面談です。
 
相手にごご足労いただくこともないし、こちらが足を運ぶ必要もない。
用件がすめば10分で終わってもOK。
頼む方も受けるほうもオンラインなら全く負担感がないです。
オンライン相談や面談を受け付けている専門家の方にはどんどんやってみて頂くといいと思います。
 
  
もちろんデメリットもあります。
特に、重要な相談事などはオンラインだと意図が伝わりずらい面があるのは否めません。
また、相手の専門家のかたと初対面の場合、相性や、信頼できる人かどうかを見極めるのが難しくなると思います。
 
ネット環境によっては音声が聞こえずらいとか映像が上手く映らない、最悪の場合繋がらないなどのトラブルもオンライン面談ならではのデメリットです。
 
とは言え、それらのデメリットや起こりうるトラブルを差し引いても、オンライン面談のメリットは大きいです。
是非うまく活用して、専門家を使い倒していただければと思います。
 
CFP🄬(ファイナンシャル・プランナー)
若松 達也

【第三波がやってきた!やっぱり保険が気になります。】 ファイナンシャルプランナーの久保倉です。 またコロナ感染者数が急増して、第三波がやってきたと言われるようになりました。第一波や第二波がやってきたときよりも「私も感染するかもしれない」とい...
19/11/2020

【第三波がやってきた!やっぱり保険が気になります。】
 
ファイナンシャルプランナーの久保倉です。
 
またコロナ感染者数が急増して、第三波がやってきたと言われるようになりました。
第一波や第二波がやってきたときよりも「私も感染するかもしれない」という思いに駆られています。だからでしょうか?自分の加入している保険の保障内容確認を、最近していなかったことが気になりました。
 
 
そこで、先ず加入している保険の一覧を以下の順序で作成して、保障内容の確認をすることにしました。
 
  
①保険証券を入れてあるファイルから、全ての保険証券をとりだします。
 
②①を、自分のための保障(医療保険など)と家族のための保障(生命保険のなど)に分けます。
 
③自分のための保障はいくらあるか?を書きだします。
私の場合、入院保障と通院保障、そして三大疾病一時金保障について書き出しました。
 
④家族のための保障はいくらあるか?を書き出します。
私のお葬式代の保障、夫の生活費保障、私が認知症や要介護になった場合の保障について書きだしました。
 
⑤③と④を表にまとめます。
保障内容・保障額・保険会社名と連絡先・証券番号・受取人名、5つの項目を作り私が亡くなった時に家族が保険金請求する際に、必要な情報が記載されている一覧としても使え
る表にしました。それぞれの項目に③と④でまとめたものを書き入れて出来上がりです。
 
 
今回、一覧を作成し保障内容を確認したところ、入院保障は思いのほか大きく、コロナ感染症で私が亡くなった場合は、災害死亡扱いとなり病死より多くの保険金を夫に遺せることも分かりました。介護保障が少ない点は気になりましたが、一安心できました。
 
 
最後に、私のようにコロナ禍で気になって・・・ではなく、一覧の作成や、保障内容確認は定期的にされる事をお勧めします。

【ねんきんネット登録、オススメです!】 お誕生日月には、ねんきん定期便が届きますね。「そういえば何か届いていたかも」なんてあまり関心がない方もいると思います。でも放置しておくのはもったいないです。なぜならねんきん定期便には、ねんきんネット登...
18/11/2020

【ねんきんネット登録、オススメです!】
 
お誕生日月には、ねんきん定期便が届きますね。「そういえば何か届いていたかも」なんてあまり関心がない方もいると思います。でも放置しておくのはもったいないです。
なぜならねんきん定期便には、ねんきんネット登録が簡単にできるアクセスキーが記載されているからです。アクセスキーには有効期限(3か月)があって、それをすぎると新しいアクセスキーを申請して送付してもらう手続きが必要なので、手間がかかってしまいます。
ねんきんネット登録は以下の3点でとっても役立ちます。
 
 
①将来受け取れる年金額を予測できる
現在の職業を続けた場合の年金見込額、職業が変わった場合や受給開始年齢の繰上げ・繰下げをした場合の試算ができます。公的年金は、老後資金を考える上で欠かせないものです。確定額でなくとも、自分自身で条件を入力した年金額が分かることはおおきなことではないでしょうか。
 
 
②遺族年金額が予測できる
自営業の方が加入されている国民年金(基礎年金)の遺族年金額は、残された18歳未満のお子さんの人数で決まっているので予測しやすいです。一方、おもに会社員の方が加入されている厚生年金の遺族年金はお亡くなりになった方が受け取るはずだった厚生年金額が分からないと予測することが難しいです。でも、ねんきんネットに登録してあれば厚生年金額が簡単に予測できるので、そこから遺族厚生年金も導き出すことができます。
ちなみに遺族厚生年金は、お亡くなりになった方が受け取るはずだった年金額の3/4です。
 
 
③不必要な生命保険をかけないで済む
遺族年金額が予測できて※下記のように不足する遺族生活費が算出できれば、生命保険の掛け過ぎが防げます。逆に、保障が不足していないかも分かるので保険見直しをする際に役立ちます。※遺族生活費-遺族年金-預貯金=不足する遺族生活費
 
 
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【控除証明書、お手元にありますか?】ファイナンシャル・プランナーの若松です。 ハロウィンも終わり、令和の2年もあっという間に年末です。生命保険の年末の風物詩?と言えば「生命保険料控除証明書」です。どの保険会社も、10月頃には発送されています...
16/11/2020

【控除証明書、お手元にありますか?】
ファイナンシャル・プランナーの若松です。
 
ハロウィンも終わり、令和の2年もあっという間に年末です。
生命保険の年末の風物詩?と言えば「生命保険料控除証明書」です。
どの保険会社も、10月頃には発送されていますが、皆さんのお手元にはきちんと届いてますでしょうか?
今日のテーマはこの保険料控除証明書の活用についてです。
 
 
お伝えしたいポイントの一つは、まずはお手元に全てそろっているかどうかの確認です。
ない!という方は、すぐに再発行の申請をしましょう。
再発申請は、ほとんどの保険会社がインターネット(会社によってはLINEなど)で受け付けています。
契約者登録が必要なところと登録不要なところがありますが、最近は簡単な手続きはネットで出来てしまいますので、まだ登録をしていない方はこの機会に登録をしてしまいましょう。
 
 
二つ目のポイントは、全体の保険料を年間いくら払っているのかを確認することです。
控除証明書には、その証明時点までの払込保険料合計額(証明額)と、年間の払込保険料合計額(申告額)が記載されてますが、この年間合計額を確認してみてください。
契約している保険契約ごとに控除証明書があるはずですので、全ての年間払込保険料が把握できます。
これを見て、現状の家計の中で保険料負担割合がどれくらいなのかを把握しておきましょう。
5%を超えるようなら見直しを検討したほうがいいかもしれません。
 
 
最後に、ご自身が契約している保険に無駄がないかを確認しましょう。
「無駄」の一つの視点は、節税効果の点です。
保険料控除が受けられる限度額は、保険商品ごとに決まっています。
旧制度の契約(平成23年12月31日以前)であれば年間支払額50,000円まで、
新制度の契約(平成24年1月1日以降)であれば年間40,000円までが控除の限度です。
要は、年間にそれ以上払っているようであれば節税効果はありません。
もし「節税になる」という理由で契約してるものがあって、上記以上の金額をはらっているようであれば無駄かもしれません。
また、「必要保障額」という観点で無駄がないかどうかです。
これは、ご自身の公的保障やライフプラン、家族構成によっても異なるので一概には言えませんが、加入している全保険について認識できるこの機会に、加入保険一覧を作っておくと何かと便利です。
 
 
---まとめ---
①控除証明書が見当たらなければすぐに再発行申請を(ネットかお電話で)
②年間の合計支払い保険料を把握する
③無駄(節税面と必要保障面で)がないか確認するために加入保険一覧を作る
 
③については、ネットで調べるとフォーマットが出てきますが、埋めるためには保険証券や内容確認書とのにらめっこが必要なので、やり方が分からないという方はご相談ください。

CFP®️(ファイナンシャル・プランナー)
若松 達也

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