04/04/2026
傷病名だけが独り歩きしていると、後遺障害の適正な認定はありません。
バイクの事故で救急搬送され入院が2ヶ月強で、傷病名が「中心性脊髄損傷」
これだけの情報であれば、等級は認定されるだろうと思ってしまいます。
しかし、
MRI検査では、明らかな脊髄損傷が認められず、
救急搬送病院で、患者の「S(subjective):主観的情報」と、それに対する「観察・評価(A:アセスメント)」で「頚髄損傷」の傷病名となっていました。
その後、リハビリ病院~個人病院へと受け継がれていました。
現在の「痛みが強くて力が出せない」という記録と「不明瞭なMRI画像」だけで後遺障害の申請を行うと、「客観的な医学的所見に乏しい(非該当)」と判断されるリスクが極めて高いため、専門医療機関で電気生理学的検査を追加実施し、神経障害の客観的なデータを取得することが、今後の非常に重要なカギになると考えられます。
受傷機転、傷病名は、重要ではありますが、検査結果や治療内容を確認して、後遺障害の等級認定に向けた不足の情報(検査)が必要です。
現在、弁護士からの依頼で、この事故の被害者と連絡を取り、症状固定前に必要な医療調査を進めています。