ワマル株式会社

電話する アクセス ウェブサイト 事業に問い合わせる

ワマル株式会社 ホテル・旅館・飲食業の「人と組織」を変えるホスピタリティコンサルタント。現場を知るからこそできる、現場が動く支援を行っています。人材育成研修・組織開発・キャリア支援。札幌を拠点に全国対応。

最初は、1本のメッセージだった。6月、仕事用のSNS「LinkedIn」に、「サービス業の動画教材の講師を探しています」という連絡が届いた。正直、少し怪しいと思った。会社を調べて、間違いなさそうだと分かってから、返信。オンラインで打ち合わせ...
29/09/2026

最初は、1本のメッセージだった。

6月、仕事用のSNS「LinkedIn」に、「サービス業の動画教材の講師を探しています」という連絡が届いた。

正直、少し怪しいと思った。
会社を調べて、間違いなさそうだと分かってから、返信。
オンラインで打ち合わせをして、台本のすり合わせを重ね、埼玉のスタジオで、飲食店で働く人に向けた講座を3本収録した。現場のトラブル対応などを伝える内容。

カメラの前で話すのは、思っていた以上に難しい。
言葉に詰まるたびに撮り直しで、せっかく乗ってきた調子が途切れてしまう。
話していると、つい、かかとが上がる癖も出て。画角が狭いので、それだけで頭が切れてしまうらしい(笑)

講師の候補は100人以上いたそうで、プロフィールを見て声をかけてくださったと、あとから聞いた。
毎週の投稿を始めたばかりの頃だったので、本当に驚いた。

1本目が公開され、残りの2本もこれから。

そして翌日。帰りの飛行機が、滑走路閉鎖で3時間動かなかった。
トラブル対応の講座を撮った帰りに、まさかのトラブル(笑)
昔から、交通機関とはどうも相性がよくない。その話は、またいつか。

#講師 #人材育成 #ホスピタリティ

「どうしても、行きたいんです」そう言われて、車で迎えに行ったことがある。伊東の旅館が開業して、2〜3か月経った頃の話。大雨で交通が乱れて、熱海から伊東へ向かう電車も止まっていた日。ほとんどの予約がキャンセルになっていた。そんな中、一組のカッ...
22/09/2026

「どうしても、行きたいんです」

そう言われて、車で迎えに行ったことがある。
伊東の旅館が開業して、2〜3か月経った頃の話。

大雨で交通が乱れて、熱海から伊東へ向かう電車も止まっていた日。ほとんどの予約がキャンセルになっていた。

そんな中、一組のカップルから電話があった。
「今、熱海にいるんですが、電車が動いていなくて。それでも、どうしても行きたいんです」
お二人は車で来ていなかった。
「交通機関も止まっていますし、今回はキャンセルでも大丈夫ですよ」
そう伝えた。何度も。
それでも返ってくるのは、「どうしても行きたい」という言葉だけ。
理由は、最後まで聞けなかった。

結局、スタッフと二人で、熱海まで迎えに行くことに。
私が運転して、雨の中、熱海から伊東へ。
運転にはそれなりに自信があって、くねくねした山道も、いつものように走っていた。
途中、後部座席の女性の具合が悪くなって。そこまで気が回っていなかった。
一度、脇道に車を止めて、少し落ち着くのを待って。
そこからは、ゆっくり走った。

今思えば、かなり思い切った対応だった。

でも、あのときは、
「そこまでしてでも、来たいんだな」
という気持ちに、応えたかったんだと思う。

もちろん、いつでも希望に応えることが正解とは限らない。
安全を優先して、基本はお断り。

それでも、「できない理由を伝える」だけで終わるのではなく、
「それでも、この人は何を望んでいるんだろう」
と考えること。

ホテルで働いていた頃から、大切にしてきたことの一つ。

#ホスピタリティ #宿泊業

旅館が開業して4~5日、少しホッとした頃、フロントの電話が鳴った。「布団、引いてないぞ」「今すぐ伺います」と答えながら、心の中では「あれ、なんで?」と思っていた。今まで、そんな電話は1度もなかったから。調べてみると、理由は意外なものだった。...
15/09/2026

旅館が開業して4~5日、少しホッとした頃、フロントの電話が鳴った。

「布団、引いてないぞ」

「今すぐ伺います」と答えながら、心の中では「あれ、なんで?」と思っていた。
今まで、そんな電話は1度もなかったから。

調べてみると、理由は意外なものだった。
前の経営者の時代から働いていたスタッフが、誰に頼まれるでもなく、布団引きとお風呂掃除をやってくれていた。
私が知らないところで、ちゃんと仕事が回っていたのだ。

布団を引くことは知っていた。
旅館に泊まったこともあるし、グループの旅館に研修で泊まったこともある。
でも、それが1日の仕事のどこに組み込まれているかまでは、頭になかった。
だってホテルしか知らなかったから。

翌日、そのスタッフが出勤してきたときに、まず「ありがとう」と伝えて、やり方や休みの日はどうするのかを聞いた。
しばらくは私が布団を引いた、はず(笑)。
もう相当前のことだから、細かいところはもう曖昧だけど。

布団引きは、気づいて直せた。
でも、気づいていなかったこともある。
札幌に戻ってきてから、ふと思い出した。
「そういえば、お風呂場にベビーベッドや椅子を置かなかったな」。
小さな子ども連れのお客様は、あのときどうしていたんだろう。
今でも分からないままだ。

知っていることと、仕事として組み込まれていることは違うんだなあと、今でも思う。

#旅館経営 #開業秘話

25歳、配属されたのは、ホテルのお土産ショップの立ち上げだった。オープンまで、あと1ヶ月。朝から夜中の11時、12時まで、とにかく手を動かす日々が続いた。商品の並べ方ひとつ、ピンセットでつまんで角度を変えるだけで見え方が変わる。それを、考え...
08/09/2026

25歳、配属されたのは、ホテルのお土産ショップの立ち上げだった。

オープンまで、あと1ヶ月。
朝から夜中の11時、12時まで、とにかく手を動かす日々が続いた。
商品の並べ方ひとつ、ピンセットでつまんで角度を変えるだけで見え方が変わる。
それを、考える暇もなく、体で覚えていった。
先輩に言われたことに「はい」と答えて、動く。
ただそれだけの毎日だった。

それから数年、少しずつ任される仕事が増えていった。
その一つが、あるジャズシンガーの方のイベント担当。

ある年、その方に聞かれた。
「ホテルで使い終わったキャンドルって、どうしてるの?」
捨てています、と答えると、「それ、集めてもらえないかな」と。
届け先は、北海道の小さな町。
使い終わったキャンドルを溶かして、キャンドルポットに作り替えている、という話だった。

集めて届けたら、お礼にクリスマスツリーをいただいた。
ただ飾るのはもったいない、というシンガーの方の発案で、札幌市内の小学校にお願いすると、届いたのは子どもたちが描いたサンタの絵、1500枚近く。

予定では、ツリーに101枚を飾るだけだった。
でも、せっかく子どもたちが描いてくれたのだから、と、ロビーもレストランも、ホテル中をその絵で埋め尽くした。
すると、函館など遠方から、孫の絵を見にご家族が訪れてくれるようになって。

そして数年後、今度は旅館の開業を任された。
経営者が変わってのリニューアルオープン。
着任してすぐ支配人が急逝するというアクシデントもあり、開業準備は本当に大変だった。

そのとき、前の経営者の時代からその旅館に入ってくれていた、あんまマッサージの方たちとリネン会社があった。
新しい経営になったのだから、全部新しくする。
そういう選択肢もあった。

でも、私はそうしなかった。
その旅館を好きでいてくれたり、愛してくれている人たちと、一緒に仕事がしたいと思った。

変えるべきものは変える。
でも、残すべきものは残す。
それは今も、仕事をする上での軸になっている。

言われたことをやるところから始まって、少しずつ任され、自分なりに広げるようになった。
そして今は、何を変えて、何を残すのか、自分で選ぶようになった。

守破離って、こういうことだったのかもしれない。

#自分と向き合う #キャリア女子 #キャリアストーリー #ホテル業界

会社や店舗の経営基盤となる「人」にフォーカスし、札幌で人材育成のためのコンサルティングや各種研修、宿泊・飲食業コンサルティングをご提案しております。札幌に拠点を置き、ご希望に合わせてオンライン支援にも...

先日、北海道のビジネス仲間が集まる会に参加しました。そこで何人かの方から「投稿、見てますよ」「すごく参考になります」「この前のワンちゃんの話も良かったです」と声をかけていただきました。そこで感じたのが、「あ、ちゃんと読んでもらっているんだな...
06/09/2026

先日、北海道のビジネス仲間が集まる会に参加しました。

そこで何人かの方から
「投稿、見てますよ」
「すごく参考になります」
「この前のワンちゃんの話も良かったです」
と声をかけていただきました。

そこで感じたのが、
「あ、ちゃんと読んでもらっているんだな」
ということ。

もちろん、コメントや反応をいただくこともあるので、まったく手応えがないわけではありません。
でも、普段は誰がどんなふうに読んでいるのかまでは分かりません。
だから、直接言葉にしてもらえると、やっぱり嬉しいものですね。

そして、ワンちゃんの話を覚えていてくださったことも、ちょっと嬉しかったです。

あの投稿は、トリミングの予約のやり取りから始まった、かなり日常的な出来事でした。
でも、そこから
「人が受け取る印象は、ほんの小さなやり取りで変わる」
という、私が仕事を通してずっと考えてきたことにつながっていました。

考えてみれば、私が書いているのは、結局そういうことなのかもしれません。

ホテルの仕事でも、キャリアでも、日常の出来事でも。
何か特別なことが起きたときだけでなく、
日々の小さな出来事から、仕事や人との関わりについて考えたこと。

これからも、そんなことを書いていこうと思います。

#30代女性 #自分と向き合う #キャリア女子 #日常のなかの気づき #つながり

「その日は予約が埋まっています」愛犬のトリミング予約でLINEのやり取りをしていたら、そんな返信が届きました。これまではペットホテルのトリミングを利用していたのですが、年齢を重ねて、体にブツブツができたり、咳が増えたり。何かあったときにすぐ...
25/08/2026

「その日は予約が埋まっています」

愛犬のトリミング予約でLINEのやり取りをしていたら、そんな返信が届きました。

これまではペットホテルのトリミングを利用していたのですが、年齢を重ねて、体にブツブツができたり、咳が増えたり。
何かあったときにすぐ診てもらえる病院のほうが安心だな、と思い、動物病院にお願いすることにしたのです。

「では、○日はどうでしょう?」
「そちらも埋まっています」
「一番早く空いている日はいつですか?」
ここで、ようやく空いている日を教えてもらえました。

一つひとつの返信は、もちろん丁寧です。
でも、最初に希望日が埋まっていると分かった時点で、
「○日は埋まっていますが、△日でしたら空いています」
と返ってきたら、私は次の質問をしなくて済みました。

これって、仕事でも同じだなと思います。

聞かれたことに、正確に答える。
もちろん大切です。

でも、
その先で相手が何を知りたいのか、
何に困るのか、
と一歩考えてみる。

たった一言の違いですが、相手の手間は変わります。

ホテルや飲食店の仕事でも、
こういう小さな積み重ねがサービスの印象をつくっていく。

犬のトリミングの予約をしながら、
改めてそんなことを考えました。

「聞かれる前に、もう一歩。」

これ、やっぱり大事だな。

#ホスピタリティ  #仕事観  #気配りの一言

「今の若い人は」で、終わらせていませんか?そんな言葉を耳にすることがあります。管理職や上の世代の方たちが、ハラスメントという言葉に身構えているように感じることがあります。けれど、実際に若い人たち一人ひとりと話してみると、考え方は本当に様々で...
11/08/2026

「今の若い人は」で、終わらせていませんか?

そんな言葉を耳にすることがあります。管理職や上の世代の方たちが、ハラスメントという言葉に身構えているように感じることがあります。

けれど、実際に若い人たち一人ひとりと話してみると、考え方は本当に様々です。

例えば、飲み会ひとつとってもそう。 「誘わない方が配慮になる」と考える人もいれば、一方で「声をかけてもらえたら嬉しかった」と感じる人もいます。

どちらが正解、という話ではありません。10人いれば、10通りの受け止め方があります。

だからこそ、指導も、ハラスメントへの向き合い方も、一般論ではなく、目の前の一人ひとりを見ることが大切だと感じます。

背景には、世代による教育の違いもあります。上の世代は、コーチングや面談など、対話の手法を学ぶ機会が少なかった世代です。今の若手は、学校で自分の考えを伝え、対話する経験を多く積んできています。ズレがあるのは、ある意味自然なことです。

責めるより、まずは話してみる。 決めつけるより、まずは聞いてみる。 それだけで防げるすれ違いや誤解は、きっとたくさんあります。

あなたの職場では、「今の若い人は」で終わらせず、話し合えていますか?

#対話の力 #決めつけない組織づくり #人材育成

「ホテルの仕事=フロント」だと思っていました。大学を卒業して、ホテル業界に入るまでのイメージです。実際に働き始めると、まったく違いました。先日、そのことを思い出す出来事がありました。高校向けの観光ビジネス講座のスライドを、4つのテーマで作る...
04/08/2026

「ホテルの仕事=フロント」だと思っていました。
大学を卒業して、ホテル業界に入るまでのイメージです。
実際に働き始めると、まったく違いました。

先日、そのことを思い出す出来事がありました。
高校向けの観光ビジネス講座のスライドを、
4つのテーマで作る機会がありました。
まだ、どの高校で話すかは決まっていません。

北海道中の高校が対象なので、
偏差値も、
地域も、
学校の雰囲気も分かりません。

だから今回は、
まだ会ったことのない高校生を思い描きながら作りました。

手がかりは、
自分の高校時代の記憶、
去年実際に高校で出会った生徒たちの表情、
そして日頃目にする高校生たちの姿。

きっと、
今の高校生が観光業に抱いているイメージも、
あの頃の私とそう変わらないはず。

そう思いながら、
少しずつ組み立てていきました。

本番では、
生徒たちの反応を見ながら伝え方を変えていくと思います。

資料は事前に作れる。
でも、
本当に伝わるかどうかは、
目の前の相手と向き合ってから決まる。

それが、
私が講座づくりで大切にしていることです。

#講座づくり #伝え方

先日、JIET北海道支部の情報交換会で、講師を務めました。講座のあと、ふと担当の方に聞いてみました。「今回、ご依頼いただいた理由を教えていただけますか。もしかして、氷河期世代向けEラーニングを担当された講師全員にお声がけされたのでしょうか。...
28/07/2026

先日、JIET北海道支部の情報交換会で、講師を務めました。

講座のあと、ふと担当の方に聞いてみました。
「今回、ご依頼いただいた理由を教えていただけますか。もしかして、氷河期世代向けEラーニングを担当された講師全員にお声がけされたのでしょうか。」

返ってきた答えは、想像とは違っていました。
定例の情報交換会で、参加者に役立つ話をしてくれる人として、私を推薦してくださったこと。

そして、当時の担当講師全員ではなく、キャリアコンサルタントとして面談や研修を担当していた際のやり取りで印象に残っていた私ともうお一方に、直接声をかけてくださったということでした。

あの仕事から、もう4〜5年が経っています。
正直、驚きました。

私は、目の前の仕事に、誠実に、真面目に向き合ってきました。
その姿勢を、覚えていてくださった。
そして今回のご依頼につながりました。

とても嬉しく、ありがたい気持ちになりました。
仕事の成果は、その場で終わるものだと思いがちです。

けれど、本当に積み重なっていくのは、数字だけではなく、「この人にお願いしたい」と思っていただける信頼なのかもしれません。

今日の仕事は、未来の信頼につながっている。
そんなことを、改めて感じた出来事でした。

#キャリアコンサルタント #信頼

去年、東京へ出張した時の話。宿泊したのは、誰もが知るようなホテルだった。チェックインは自動化されていて、人手不足が続く今、その流れは自然なことだと感じている。自動化そのものに、違和感はない。ただ、少しだけ気になった。ロビーに入ると、「チェッ...
21/07/2026

去年、東京へ出張した時の話。

宿泊したのは、誰もが知るようなホテルだった。
チェックインは自動化されていて、人手不足が続く今、その流れは自然なことだと感じている。自動化そのものに、違和感はない。
ただ、少しだけ気になった。

ロビーに入ると、「チェックインはあちらです」と、自動チェックイン機を案内された。
画面を見ながら操作したが、その間、スタッフの方から声がかかることはなかった。
困っている人がいないか、気に留めている様子も、私には感じられなかった。

チェックアウトの時も同じだった。
フロントに人はいたが、自動チェックアウト機を使う人を気づかう様子は感じられなかった。
滞在中、ずっとそんな感じを受けた。

私は、そのホテルのDXに違和感を覚えたわけではない。
ただ、人の気配が感じられなかったことが、少し寂しかった。

「操作は大丈夫ですか?」
そんな一言があるだけで、受け取る印象は違っていたかもしれない。

仕事でも、同じことを感じる。
マニュアル通りに動けるようになっても、目の前の人の小さな変化に気づけるようになるとは限らない。

DXが進むほど、その力の価値は、むしろ高まっていくのではないだろうか。
DXは、人を減らすためではない。

人にしかできない価値を届ける時間を生み出すためにある。

あなたの職場では、
その時間を生み出せているだろうか。

#ホスピタリティ #人にしかできないこと

住所

北海道札幌市中央区南1条西4丁目13番地 日之出ビル6階 ※ピクシー株式会社内
Sapporo-shi, Hokkaido
060-0061

電話番号

+81115227681

ウェブサイト

アラート

ワマル株式会社が新しいニュースやキャンペーンを投稿したら、いち早くメールでお知らせします。メールアドレスが他の目的に使われることはなく、いつでも配信を停止できます。

事業に問い合わせる

ワマル株式会社にメッセージを送信:

ショートカット

共有する