20/03/2023
【心ある金融機関職員・中小企業支援者は必読、経営者にも読んで欲しい一冊!】
ご案内が大変大変遅れましたが、、、汗
大変お世話になっております寺岡 雅顕先生と、藤井 健太郎先生・樽谷祐一先生の共著書籍が出版されています。
タイトルは、
『新時代の中小企業経営支援の考え方』
〜伴奏支援・再生支援の現場から〜
https://onl.sc/acCYYfh
ワタクシは中小企業支援者として、風下で微力ながら活動しております。
そんなモノですので、感想が本文主旨と掛け離れた内容かも知れませんが…ご承知願います。
ハッキリと言えるのが、今まで購入し学んだたくさん本と、サヨナラする時が来たと感じています。
一言で申し上げると、とんでもない本です。
3部構成で、3名の専門家がそれぞれの専門分野での実務的な解説をされています。
シンプルに申し上げると「財務支援」「伴走支援」「再生支援」をひとまとめにされたのが凄い。
それぞれの分野の本は星の数程ありますが、いつも連携されている方が1冊にまとめ上げていらっしゃるので、一部の章が主張し過ぎる事無く連動しているので、とても読み易く振り返りもし易いです。
第1章
「サステナブルな財務体質の是正」をテーマに元地銀出身の寺岡先生から。
ファイアナンスの基本から、地域金融エコシステム・企業と金融機関双方の信頼関係等に至る迄の内容を、たった100ページ程でまとめられたのが凄すぎます。
コロナ禍で苦しむ財務構造を「箱」で図式化されているのが分かり易い。しかもP/LとB/Sを一体化して図式化されたセンス・着眼点には脱帽です。
何度か直接お話を拝聴させて頂いていますが、一貫した考え方と体系的な組み立てにいつも圧倒されます。
重要なキーワードは毎回出ますが、その度に違ったヒント・気づきを頂いています。
第2章
「伴走支援&知的資産経営」金融機関目線をできるだけ排除して、フラットにまとめてあります。
長く実務者でいらっしゃる藤井先生からは、ワタクシの様なものにとって見習うべき点がたくさんあります。
経営者を支援する為には「幅広く様々な分野の専門家とのネットワーク」が必要である事を、改めて肝に銘じました。
前章で「地域金融エコシステム」についてありましたが、この章では「支援者のエコシステム」にも触れられています。
「知的資産経営は中小企業支援のOS」と表現されているのが凄い。OSが古ければアプリが最新鋭でもうまく動かないのは当たり前の事。
これを経営(支援)に変換されている点が斬新且つ的を射ていらっしゃいます。
第3章
「再生支援現場からのつぶやき」とカジュアルなテーマで始まります。
が、再生という言葉の意味を問う事例から、自己破産選択の事例、再生を諦めない姿勢の事例と、現場では決して言えない本音等、生々しい事例が記載されています。
著者の樽谷先生は「困った時の樽谷さん」と言われているくらい、支援者・金融機関からも信頼されている方です。
再生支援。真面目で前向きな経営者であればある程、気が付いたら再生支援が必要な局面に入っている事があります。
出来ればそのようにならない様、中小企業に関わる方はもちろん、経営者にも読んで欲しい。
最後に。
以前、第1章の寺岡先生がが書かれた「ベテラン融資マンの知恵袋」という本について。
『ベテラン融資マンの知恵袋』
https://onl.sc/Pi8dDEm
とある筋金入りの支援者がおっしゃっていました。
「寺岡先生の凄さは、10年20年 融資や審査をやっているプロが、当たり前に見なくても感覚でやっている事を文字にして、ゼロから決算書をベースに組み上げられたところですよ。
野球で例えるなら、故 野村克也監督の「野村の教え」に匹敵しますね。」と。
2冊のバイブルを読まれる事を強くおススメします。
地域金融エコシステムは金融機関に勤めていないのでどうにもなりませんが…
こちらの本で情報は職員さんにシェアは出来るかと。
そして、本の教えを共有出来る支援者方々と新しい支援者エコシステムの構築を図りたい。
合わせて、中小企業に無くてはならない金融機関と支援者の考え方・あるべき姿を経営者の皆様にお伝えして参ります。
中小企業憲章の冒頭に「中小企業は経済を牽引する力であり社会の主役である」とあります。
本の教えを現場で活かして、牽引力・社会主役である中小企業の支援に微力ながら邁進して参ります。
有り難うございます!
感謝をこめて。
田口拝
◆新時代の中小企業経営支援の考え方
https://onl.sc/acCYYfh
◆ベテラン融資マンの知恵袋
https://onl.sc/Pi8dDEm