10/08/2019
『生命保険のダイエット』
興味深い調査を紹介します。
Aグループの人たちに「このマグカップはプレゼントです」と渡しました。
Bグループの人には、「このマグカップを暫く預かって下さい」と渡しました。
Aグループにプレゼントしたマグカップも、Bグループに預かって貰ったマグカップも、同じマグカップです。
一定期間が経過したところで、両方のグループに「このマグカップを誰かに売って下さい。価格は自分で決めて構いません。」と伝えたところ、
Aグループ(このマグカップはプレゼントされたので、自分のモノと認識している)は、平均で7ドルの価格を設定したそうです。
一方、Bグループ(このマグカップは預かっているだけで、自分のモノではないと認識している)は、平均で3ドル50セントの価格を設定したそうです。
この調査が教えてくれるのは、自分のモノには高い価値を感じ(錯覚し)、自分のモノではない場合はあまり価値を感じない、という習性です。
今日、2組のご夫婦が『生命保険のダイエット』に来られましたが、そのうち1組のご夫婦(正確には奥さま)は、自分が加入する貯蓄型生命保険に過大な価値を感じておられました。
誰もが、自分が加入している保険は価値があると思いたいですし、自分の決定が正しいと評価されたいものです。
このご夫婦の場合、ご主人はドル建て保険に加入することに反対でしたが、奥さまが押し切って加入した経緯があるようです。
自己防衛に入ると、冷静な判断ができなくなり、感情に支配されてしまいがちですので、『生命保険のダイエット』をするかどうかの決断は求めず、後日改めて相談に来られるのを待つようにしました。
納得してから、資産形成に頂きたいからです。
『生命保険のダイエット』は、保険料の削減を無理強いすることはなく、ご相談者が判断するに足りる情報を提供しています。
迷いがあるようでしたら、納得のいくまで何度でも相談して頂けます。