30/03/2017
◇エジプト経済ニュース(3月30日)◇
エジプト通商産業省の声明によれば、同省は2020年までに輸出を現在の190億米ドルから340億米ドルへほぼ倍増させる戦略を策定中である。戦略には、新たな輸出計画・政策ならびにセメント、農産物、既製服、建材、化学品、エンジニアリング・電子製品の新市場開拓が含まれる予定である。1月の非石油輸出は、前年同月の13億2,000万米ドルから16億米ドルへ25%増加した。(アフラム・オンライン)
エジプト内閣は、GDP比9.1%の財政赤字を目指す来年度(17/18年度)予算案を決定した。財政赤字はLE 370億になる見通しであり、基礎収支は2011年以来初めてLE 110億を記録する。予算案は、アブデル・ファッターハ・エルシーシ大統領の承認を経て議会に提出される。財務相は記者会見で、新予算の規模がLE 1兆2,000億であり、歳入がLE 8,180億と見通されていることを明らかにした。政府は、今年度(16/17年度)末までの財政赤字のGDP比10.1%達成を目指している。17/18年度の補助金額はLE 3,850億と、今年度のLE 2,850億から増加すると推計されている。(アフラム・オンライン)
エジプト石油相によれば、同国は国際石油会社への未払金35億米ドルを、数週間以内に約半減させる見通しである。タレク・エル・モーラ石油相は「未払金の返済について大きく進展している」と述べた。同相は原油をイラクから直接輸入する合意が1ヵ月以内に確定する見通しも明らかにし、「1ヵ月に約100万バレルを輸入する予定」と述べている。エジプトが石油・天然ガス輸出国になるのはいつかとの質問に、2018年末までに自給自足を達成するだろうと回答し、「輸出が議論できるようになるのは2019年以降である」と説明した。
(ロイター)
◇MENA経済ニュース(3月30日)◇
サウジアラビア統計局の速報値によると、2016年第4四半期の実質GDP成長率は第3四半期の前年同期比+0.9%から同+1.19%へ加速したが、2016年第4四半期の同+4.28%は依然として下回った。(ブルームバーグ、ロイター)
関係筋が29日に明らかにした情報では、国営石油会社サウジアラムコは7年物のリヤル建てイスラム債券(スクーク)をサウジアラビア銀行間取引金利(SAIBOR)より25bp高い水準にて発行する計画である。発行日は4月3日となる見通し。(ロイター)
カタール・ソーラー・テクノロジーズ社は、ラス・ラッファン・インダストリーズ・シティ内に位置する年間8,000トンの生産能力のある施設にて、ポリシリコン生産を開始した。同社は太陽光発電需要を見込み、中東でのポリシリコン生産量を年間5万トンに拡大している。(ブルームバーグ)
クウェート国営石油会社の声明によると、シュアイバ製油所は来年から開始されるクリーン燃料事業のため、4月1日に閉鎖される。同施設の従業員は社内の他のオペレーションへ移動となり、製油所は売りに出される。(ブルームバーグ)
トルコ労働相は28日、年初から3月27日までの間に40万7,000人分の新規雇用が創出され、6月までには更に100万人の雇用が創出される見通しである。エルドアン大統領は2月初旬、政府は雇用奨励キャンペーンにおいて200万人の新規雇用創出を目指すと発表している。(ヒュリイェット)
欧州連合統計局(ユーロスタット)によると、トルコは2016年のEUの貿易相手として第5位にランクし、貿易額は1,450億ユーロ(約1,560億米ドル)でEUの全貿易額の4.2%を占めた。トルコの対EU輸出は前年同月比8.3%増の667億ユーロとなった。一方で輸入は同13%減の780億1,000万ユーロとなり、EUにとってトルコは第4位の輸出相手となった。(アナドル・エージェンシー)
コカコーラ・アイチェジェック(CCI)社は30日、1億1,000万リラ(約3,010万米ドル)を投資しトルコ南部ウスパルタに国内10カ所目となる生産工場を建設すると発表した。同工場は2017年第2四半期中にフル稼働となる見通しである。(ヒュリイェット)