15/01/2018
日本人の『投資リテラシー』向上を阻んできた潜在意識(1)
---『勤労の美学』
古代から稲作農耕文化を経済の基本としてきた日本の『ムラ=生産と生活のコミュニティー』の中で私たち日本人は「額に汗して働く」ことを至上の美学としてきました。
荒れた土地を開墾し、水を引いて田んぼを造成、春には揃って田植えをし、大切に稲を育てて秋に収穫する。。。一年をサイクルとして日本人が古来行ってきた「労働と生産」の基本的なイメージはこんな感じでしょうか。
こうした「生産のための作業」をきちんと行わない限り「秋の収穫」は無い、という厳しい現実があるからこそ、「勤労」に対する価値観が生まれ、「勤勉」という姿勢が重視され評価される社会規範が長い間に形作られてきたものと考えられるでしょう。
「目標に向かって」「こつこつと努力を重ね」「最後にその結果を得る」ことが私たち日本人の心に響く「正しい働き方」として私たちの意識のベースにあるように思われます。
こうした「農業社会」の「正しい働き方」のイメージが、そのまま近代社会においての「組織での働き方」の規範意識につながっているのかもしれません。
しかし反面、こうした意識が「投資」「お金の運用」に対するマイナスのイメージ、或いは少なくとも距離感を抱く原因にもなってはいないでしょうか。
「お金に働かせる/お金でお金を生む」という投資の考え方は「自らの身体を動かして誰かのために働き、その対価としてお金を得る」という「労働」の考え方とは対極にあります。
しかし、「もし病気や怪我で働けなくなったら」「定年などで職を離れたら」労働収入はなくなるという現実の中で『投資』に対する否定的イメージや消極的な姿勢を持ったままこれからの時代安心して生活を続けていけるのでしょうか。
Larisではこうした視点から『投資』というものを改めて見つめてゆきその仕組みを通して私たちの暮らしに活かす途を探っていきたいと考えています。
私たちのこれからの生活を守りより豊かな「円熟の時」を迎えるために。。。Laris の挑戦が始まります。