09/16/2026
数十年にわたり、データを光に載せる最良の材料は、それが組み込まれるデバイスの熱に耐えることができませんでした。NLM Photonics は、その課題を解決しました。同社をPangaeaのポートフォリオに迎えられることを、大変嬉しく思います。
NLMの材料であるSelerion™はガラスであり、これまでのポリマーとは異なり、その構造は恒久的に固定されます。85℃で数千時間動作させても測定可能な劣化はなく、Telcordia GR-468シーケンスのダンプヒート試験にも合格しています。同時に、200 Gb/sにおいてシリコンフォトニクスの10倍の変調効率を、ビットあたり20〜50%低いエネルギーで実現。これらはすべて、量産ウェハ上で第三者によって検証されています。
つまり、より高い信頼性、より高い効率、そして1ビットを動かすたびに、より少ない電力。年間数億個規模のトランシーバに適用されれば、データセンターが電力網から引き出す電力を大きく減らすことになります。
そして、この技術を商用たらしめているのが、材料を最後に載せるという点です。標準的なシリコンフォトニクスのウェハ工程が完了した後に適用されるため、フロントエンドへの変更も、新たなファウンドリ設備の構築も必要ありません。1.6 Tb/s送信用PICは、OFC 2026で実証されました。
『The Hard Tech Report 2026』を熱心にお読みいただいた方は、この発表を予想されていたかもしれません。同レポートでは、NLMを注目すべき企業として取り上げています。フォトニクスとネットワーキングは、我々が「Transformative(変革的)」と評価するセグメントの集中度が最も高い領域の一つであり、変調器こそが、その評価が問われる場所です。
Brad Booth, Lewis Johnson、そしてチームの皆さんを支援できること、そしてシリーズA2に参加できたことを、大変嬉しく思います。本ラウンドには、共同投資家としてDiamond Edge Ventures、Emerald Technology Ventures、出光興産、東京応化工業、Oregon Venture Fund、StoryHouse Venturesが参加しています。
David Weekes がNLMの取締役に就任しました。
https://www.pangaeaventures.com/blog/why-pangaea-ventures-invested-in-nlm-photonics-jp